逆子でお困りの方

まず、逆子とは

通常、お腹の中の赤ちゃんは頭を子宮口側に頭を向けた「頭位」の姿勢をとります

そして、一番大きい頭から先に産道を通って分娩されます

逆子は、その逆で「骨盤位」「臀位」「膝位」「足位」の姿勢のどれかをとります

頭よりも骨盤や足が先に子宮から出てきてしまうと、産道のへその緒が圧迫され、さらに時間が長引くと、死産や新生児仮死・低酸素症による脳性麻痺などの障害の危険を生じることがあります

この危険性を回避するためには、帝王切開が必要となってきます

そうなると、次からの出産も帝王切開しなければならない確率が高まります

 

帝王切開後のカラダ

帝王切開も手術と同じで、カラダにメスを入れることで、皮膚や筋膜に傷ができ癒着が起こります。

この癒着が皮膚や筋肉をひっぱります。

さらに、一般的に体幹といられている腹筋を切るので腹筋の筋力低下も起こります

そして、帝王切開に限らず、手術経験のある人は

全身の筋肉の緊張が高い傾向にあります

帝王切開を受けた人の傷口周囲の筋肉は、すごく硬くなっています。

その結果、腰痛にもなりやすい状態になっています

 

てとり整体院でできる帝王切開の防ぎ方

逆子になって「次の検診時に治ってなかったら帝王切開です」と言われている方は、一度ご相談ください

当院では、鍼灸などの東洋医学に基づいた方法で、施術しています

さらに、自宅でもできる方法もご紹介しております

施術例

妊娠35週目、逆子
2週間後の検診で逆子が改善していなかったら、帝王切開との診断
仕事の都合や長男の学校もあり、長期の入院は避けたい、との内容で紹介され来院

施術
40分程度の逆子専門の鍼灸治療を2回行う

さらに次回の検診までに、自宅でも逆子専用のツボにお灸をして頂く

結果
2週間後の検診で逆子は改善し、その後自然分娩で出産されました

熊本の妊婦さんで逆子でお困りの方は、一度てとり整体院まで、ご相談下さい

妊娠中のお尻の痛み

妊娠中に起こるお尻の痛みの原因

まず、妊娠前期(0週~15週)での体の変化は、つわりによる倦怠感や全身の疲労感がでたり、一時期体重が減る場合もあります。
その他、嗜好が変わり、普段食べたくない物を食べたくなったり、匂いの強い物が食べられなくなることもあります。

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より詳しく!反り腰による体形の変化の真実

妊娠期で徐々に、お腹が大きくなると、バランスをとるために反り腰になってしまいます

出産後は、反り腰である必要は無くなるのですが、妊娠期でおこる「重心の揺り戻し」によって反り腰を維持しています。

特に、体幹を安定して支える「インナーユニット」の機能が著しく低下し、働かせることができないため、背骨の筋肉に依存した姿勢(反り腰)でからだを支えてしまい、腰痛・肩コリ・背中の痛みが出てきます

さらに、産後3カ月が経過して、赤ちゃんの成長とともに首がすわり始めると、抱っこの仕方も「よこだき」から「たてだき」に変化します。
この「たてだき」をしている姿勢は、妊娠期と同様のバランスで重心を保つため、反り腰なかなか改善されず、むしろさらに定着してしまうことが多いのです。

反り腰になると痩せにくくなる

本来、筋肉は縮まったり伸びたりすることで、血流を良くしたり、関節を動かしたり、体温を上げたり、代謝を高めたりしています。

しかし、反り腰になることで、骨盤や体幹にかけての筋肉の動きが制限され、産後のボディトラブルにつながっていきます

反り腰によって、動きが制限される筋肉

1、殿筋群(お尻の筋肉)
反り腰になることで重心は前方に移動します。
それを支える為に、股関節は内股となり、産後では妊娠期の影響で定着してしまいます

内股が定着することで、外股にする梨状筋、大殿筋は強く伸ばされ、動きが制限されます
また、小殿筋や中殿筋は短くなったまま柔軟性が無くなっていきます。

2、腸腰筋
反り腰になることで腸腰筋の長さは短くなり、その姿勢が長く続くことで柔軟性が低下してしまう。

3、腹筋群(腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹直筋)
徐々に子宮が大きくなることで、内側から腹筋群が引き伸ばされ機能が低下する

4、大腿四頭筋(太ももの前)
反り腰で重心が前に行くことで、それを支えるために常に働き緊張した状態が続くことで柔軟性が低下して固まってしまう。

5、ハムストリング(太ももの裏)
大腿四頭筋が主で働いていると、反対の筋肉のハムストリングは使われなくなり機能が低下してしまう

6、内転筋群
反り腰によって、骨盤が前に倒れ股関節が内股になると、内転筋群は短縮状態が続き柔軟性が失われ機能が低下する

結果、上記6つの大きな筋肉が使えなくなることで、体を動かす運動効率が低下し、エネルギーを消費しにくい体質に変わり、太りやすく痩せにくい体になってしまいます。

さらに、内臓機能にも影響があります

反り腰になると、内臓が前に押し出される状態(ぽっこりお腹)が続くことで機能が低下し消化器系の活動が制限され基礎代謝の低下につながり、太りやすい体質に変わります

以上のことから、本当の意味での産後のボディケアとは、いわゆる産後の骨盤矯正と言われるような、骨盤が開いたり閉じたりすると言ったことに囚われるのではなく、あくまでも骨盤を軸としながら全身の筋肉のバランスを取り戻していくことが必要なのです。

そこにフォーカスして施術をするのが骨盤軸整体プログラムです。

産後の不具合の原因

本来、人のからだは重い頭を支えるために、全身の筋肉を使いバランスを保っています

しかし、妊娠期に子宮が大きくなるにつれて、腰でバランスを保とうとします(いわゆる反り腰です)

それにより、重い頭を支えていた筋肉は、頭とお腹のバランスを保つように変化していき、今まで使っていた筋肉の機能が低下し、今まで負担のかかっていなかった筋肉に負担が集中してしまいます。

さらに出産することで、身体バランスは急激に産前の状態に戻ろうとするのですが、バランスを司る脳が混乱し全身の筋肉は急激な身体バランスの変化に対応できなくなってしまい、産後の身体機能の回復を大きく妨げてしまいます。

この事を骨盤軸整体では「重心の振り戻し」と言います。

「重心の振り戻し」が、産後のからだの不調の原因となります

よって、産後のボディトラブルの解決策としては、重心の振り戻しによって起こった、身体バランスの乱れを回復させ、身体機能の回復を向上させていくことが必要です。

このような、産後の身体機能の回復に貢献できるのが骨盤軸整体です。

産前産後の専門整体
てとり整体院