夏が苦手な畑迫です・・・
暑いですねっ。
ダメなのは分かっているのですが…寝ている間もエアコンをONにしたまま寝ています。その影響か、子供が夏風邪??を引いてしまいました。子供の為にも今後は、寝ている間はエアコンOFFにして扇風機を回して寝ようと思います。
皆さんも、ついついダメだと分かっていても何か問題が出るまでしてしまう事ありませんか??
ついつい食べ過ぎてしまい、徐々に太る。
ついついソファーで寝てしまい、起きたら疲れが抜けていない、寝違えた。
ついつい本や携帯を見過ぎて寝不足・肩コリになったり。
意外と多いい、ついついしてしまう事、これを変えるには何か問題が出てこないと変えられません。
しかし問題が出てきてからは遅いです。一日の中でついついを消していくと問題は減っていくかもしれませんねっ。
それでは始めます。
筋肉の秘密(変形性膝関節症)
変形性膝関節は厚労省調べで約1000万人程度いるそうです。この変形性膝関節は初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、歩き出すと痛みが軽減していきます正座や階段の昇降が困難となり、末期になると安静時にも痛みがとれず、水がたまり、変形がめだち、膝が伸びなくなり歩行が困難となります。
しかし、変形性膝関節症の方の多くは変形している膝関節だけが悪いのではなく、股関節や足関節の硬さが原因で痛みが増強している場合もあります。
人は歩いたり、立ち上がる時には膝だけではなく股関節や足首が連動して動かなければいけません。この連動が出来なくなると変形している膝に悪影響を及ぼしてしまいます。
では、どのように動けば良いのか・・・
変形性膝関節症の多くの方は膝が伸びません。
この膝が伸びない状態は別の言い方をすると股関節の軽度屈曲位(少しモモ上げしている状態)さらに足関節は軽度底屈位(少しつま先立ち)の状態になっています。この股関節の軽度屈曲位、足関節の軽度底屈位の状態が膝を伸ばせない原因のひとつです。(膝周囲の筋力低下で膝を伸ばせない場合もあります)
膝が伸びない状態が続くと徐々に膝関節周囲の靭帯が緩んだり損傷する事でO脚やX脚になっていきます。
まず、股関節の軽度屈曲位を作っている原因を考えていきます。
1、股関節を曲げる筋肉が硬い
2、股関節を後ろに引く筋肉の筋力低下
3、膝を伸ばす筋肉の筋力低下
1の股関節を曲げる筋肉とは、腸腰筋・中殿筋・大腿直筋・大腿筋膜張筋があります。この筋肉のストレッチをする事で股関節を曲げる筋肉が緩みます
腸腰筋
中殿筋
大腿直筋
大腿筋膜張筋
2の股関節を後ろに引く筋肉とは、大殿筋(主に下部線維)・大内転筋が働くので、この筋肉のトレーニングをする事で股関節が後ろに引きやすくなります。自宅で簡単にできるのはお尻上げです。(膝の間にボール等を挟みながらすると効果的です)
3の膝を伸ばす筋肉とは、大腿四頭筋なのですが特に内側広筋をトレーニングすると膝の安定感が出ます。
次に、足関節の軽度底屈位を作っている筋肉について考えていきます。
1、足首を底屈する筋肉(ふくらはぎ)が固まっている
2、足首を上げる筋肉の筋力低下
1の底屈する筋肉とは、下腿3頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)です。この筋肉をストレッチする事で軽度底屈位を予防できます。
2の足首を上げる筋肉とは、前脛骨筋です。この筋肉をトレーニングする事で、足首が上げやすくなります。
この股関節軽度屈曲位と足関節軽度底屈位を改善すると、膝が伸びやすくなり痛みが改善してきますので是非参考にして下さい。