スポーツ整体と野球(ピッチャー)

スポーツ整体と野球(ピッチャー)

先日、軟式野球でピッチャーをしている2名の選手がフォーム改善とトレーニングを受けに来院されました。

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野球、特にピッチャーで心がけるフォームとトレーニングのポイントがあります。

ピッチャーに必要なフォームのポイント

まず、基本となるポイントが3つあります。
1つ目、ボールの握り方
ボールの握り方が変わるだけで指のかかり方や、ボールの伸びに変化がでます。
2つ目、股関節
股関節はからだの中でも一番大きく動く関節です。この股関節の動きに制限があると連動的にからだが動かず、手投げになってしまいます。
股関節には、お尻の筋肉が付いていますので、このお尻の筋肉を意識して股関節を動かす事で、からだが連動的に動き出した、全身でボールを投げることが可能になります。
3つ目、体重移動
からだの中には、上半身の重心点、下半身の重心点、全身の重心点の3つが存在しています。
・上半身の重心点
第7胸椎~第9胸椎の高さ(みぞおち)にあります。
・下半身の重心点
大腿骨の1/2の位置と2/3の位置の間(両足の間の空間)にあります。
・全身の重心点
第2仙骨の高さで、おへその下(丹田)にあります。

この中でも、フォーロスルーの時に、上半身の重心点がしっかりと前足の真上まで体重移動しまければボールに体重が乗りません。
体重移動がボールに乗らないと強い球は投げられない為、しっかりと体重移動を心がけましょう。

ピッチャーに必要なトレーニングのポイント

ピッチングは、人によって様々ですが、トレーニングしなければならない場所があります。
1つ目、おしり
おしりの筋肉は股関節に付いているので、この筋肉をしっかりとトレーニングする事で、股関節の可動範囲が広がり、大きくからだが動くようになります。
特に、パワーポジションと言う、お尻を後ろにつき出したポジションでの体重移動が出来るようになる事で、強い力を発揮することが可能になります。

2つ目、内転筋(内ももの筋肉)
あまり重要視されてない筋肉かもしれませんが、この内転筋の筋力が弱いと、いわゆるタメが作れず、すぐにからだが前に流れてしまいます。
ですので、タメを作ることができると、その反動で爆発的な力が発揮できます。
そのため、内転筋のトレーニングが必要になってきます。

まずは、基本的なトレーニング出来るようになってから、重量の重いトレーニングに移行することがおススメです

熊本市中央区で、野球について必要なトレーニングやピッチングのフォームを改善したい方は、一度てとり整体院にご相談ください

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