いきなりですが、殿筋(お尻の筋肉)が衰えてくると真っ直ぐ立てなくなります。
猿やゴリラ、また四足歩行の馬などはお尻の筋肉が弱いです。なので、この動物たちが立とうとすると膝が曲がります。
人間は2足歩行です。
2足歩行や膝を伸ばして真っ直ぐ立つ事が出来るのは、お尻の筋肉が発達しているからです。
ただ、運動不足やパソコンなど普段から座位で長く生活をしていると、常にお尻の筋肉が伸ばされ徐々にお尻の筋肉が弱くなってしまい真っ直ぐ立つ事が困難になります。
典型的な例が体幹が弱くなっている「反り腰」です。反り腰はお尻の筋肉が弱り骨盤が前傾し(前に倒れる)腰骨を反らし身体を真っ直ぐ立ててる事をいいます。
お尻を使わず無理やり腰を反らして立っているので、身体に歪みが出てしまい、腰痛・首痛・肩コリ・膝痛・坐骨神経痛・尿もれ等やお尻がたるんでくる可能性があります。
また女性で多いいのが、ヒールを履くと身体が真っ直ぐなり、ヒールを脱ぐとバランスが取れなくなる方もお尻の筋肉が弱っている可能性があります。
お尻を使う為には、重力に逆らう運動(お尻上げ・階段・スクワット)や少し大股で継続的に歩く事が有効です。
また、お尻の筋肉を弱らせない為には30分~60分おきに立ち上がるようにして下さい。
お尻の筋肉が弱っていると感じた方は、是非参考にして下さい。
熊本県熊本市中央区で腰痛・肩コリ・スポーツ障害でお困りの方は、一度てとり整体院へ!