シンスプリントとスポーツ整体

シンスプリントとスポーツ整体

『概説』

・シンスプリントはランニングやジャンプ、ダッシュなどを繰り返すスポーツ活動によって発生する、スネの内後方側の痛みを言う
・運動による慢性外傷の代表的疾患であり、脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれる
・疲労骨折との鑑別診断を必要とする
・特に急性外傷がないのが特徴

『原因』

・ふくらはぎの筋肉への繰り返し加えられたストレスによる骨膜の炎症を生じるものと考えられる。

1.練習をはじめたばかりの時期、陸上競技やランナーに多く、使い過ぎと硬い地面が関係している
2.扁平足を持っている人に多い傾向がある

『症状』

⑴運動時や運動後にスネの内後方側の痛み
⑵進行すると、痛みは歩行時にもでる
⑶ふくらはぎの筋肉をストレッチすると痛みがでる
⑷疲労骨折との鑑別診断が難しいことがあり、レントゲン上の変化がない事を確認しなければならない
⑸程度が強く、長く続く場合は疲労骨折に移行している可能性がある

『スポーツ整体の治療方法』

Ⅰ、基本的にはスネの圧痛がなくなるまでは、ランニング中止(約1カ月が目安)
Ⅱ、定電流治療器AAPやスポーツ鍼灸で痛めている筋肉を活性化して痛みを軽減し筋肉の疲労を除去する
Ⅲ、足のアライメント(構造)を整えスネへの負担をへらす
Ⅳ、痛みが無くても正しいストレッチや筋膜リリースのやり方を指導

最後に

痛みを我慢してシンスプリントから疲労骨折になってしまうと、治るのに倍以上の時間がかかり安静が必要となります。
日々のケアが大切です。

熊本県熊本市でスポーツによる肉ばなれ、腰痛、野球肘、野球肩、シンスプリントでお困りの方は、てとり整体院までお越し下さい。

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