ジャンパー膝とスポーツ整体
『概説』
・一般的には、膝蓋靭帯炎のことを言う
・15才から25才に多く、30才をすぎたスポーツ選手にはまれである。
・バレーボール・バスケットボールなどの跳躍系のスポーツ選手に多いので「ジャンパー膝」と呼ばれている
『原因』
・ジャンプやキック、急激なストップ動作の際に膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)の使い過ぎによって起こる。
・お皿(膝蓋骨)と腱(膝蓋靭帯)の接合部が弱点となりこの場所に部分断裂を生じる
・O脚やX脚などの方に起こりやすい
『症状』
1、お皿と腱の接合部に限局した圧痛、運動痛があり、腫れもともなう
2、特に朝方に痛みが強く、だんだんと痛みが軽減する傾向がある
3、多くは、スポーツの後に痛みが増えるが、ジャンプができないわけではないので、管理が難しく慢性的に痛みが続く
『スポーツ整体の治療方法』
Ⅰ、安静・・・炎症が強い時には、ジャンプやランニングを中止
Ⅱ、ストレッチ・・・大腿四頭筋の伸びをよくし、患部にかかる負担を少なくする
Ⅲ、定電流治療器AAP・・・傷んだ細胞を活性化させ回復を早める
Ⅳ、スポーツ鍼灸・・・筋肉の緊張を除去する
・以上で痛みが治まらなかったり、痛みが強い場合は完全休養とする
POINT
ジャンパー膝にならない為に、日ごろから大腿四頭筋のかたさをチェック
※うつ伏せで膝を曲げ踵とお尻の間隔が10センチ以上の場合はストレッチを欠かさず行うこと。
熊本県熊本市でジャンパー膝、腰痛、野球肘、野球肩、シンスプリントでお困りの方は、てとり整体院までお越し下さい。