膝の内側の痛み(鵞足炎)とスポーツ整体
『概説』
・モモの3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が腱となり膝の内側でスネの骨の上部に付着している
・この付着部がガチョウの足のような形をしているから、この部位を鵞足(がそく)部と言う
・鵞足炎は、この腱や鵞足包(鵞足と内側側副靭帯の間にある滑液包)が炎症を起こしている状態である
『原因』
1、 ランニング動作で足を後ろに蹴りだす時やサッカーのキックで蹴りだした足を減速させる時などに、過度に負担がかかったり、鵞足が膝の内側の靭帯と摩擦を起こし発生する
※陸上競技やサッカー選手に多い
2、また、スポーツ時に膝が内に入ったりする方は、鵞足炎をおこしやすい
『症状』
・鵞足部の圧痛と炎症がある
①特に、膝を伸ばす時にこの部位に痛みが起こる
②もも裏(ハムストリング)のストレッチや、knee-in,to-out(膝が内に向き、つま先が外に向く)時に痛みが誘発される
③歩行時痛や階段昇降時に痛む
『スポーツ整体の治療方法』
・痛みが長期改善されず、治るまでに数カ月かかる事もまれではない
Ⅰ、痛みが強い時は、安静が必要
Ⅱ、定電流治療器AAPで傷んだ細胞を活性化させ回復を早める
Ⅲ、スポーツ鍼灸で筋肉の緊張を除去する
Ⅳ、鵞足を形成している3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)のストレッチの指導
Ⅴ、knee-in,to-outを予防する為にフォームの改善
※再発しやすいので十分な安静が必要
熊本県熊本市で膝の痛み、腰痛、野球肘、野球肩、シンスプリントでお困りの方は、てとり整体院までお越し下さい。