肩の痛みとスポーツ整体(腱板損傷)

肩の痛みとスポーツ整体(腱板損傷)

『概説』

・腱板とは肩関節にある回旋筋腱板(インナーマッスル)のことです
・肩関節を回旋する筋肉が何らかの原因で損傷された状態を腱板損傷という
・インナーマッスルは肩関節を安定させる機能がある

『発生原因』

・転倒やスポーツ時の接触プレーなどで傷める
・使い過ぎで発生する場合は40才代以降の男性に多い
・損傷の程度によって完全断裂と部分断裂とに分かれる
・肩関節脱臼をともなう事がある

『症状』

1、肩の痛み・・・腱が切れる事により、周囲に炎症が広がる
2、腕を上げるのが困難になる・・・完全断裂では一切上がらないことがある。部分断裂では肩をすくめた状態でないと腕を上げられない。
3、夜間痛・・・傷む肩を下にして寝ると痛みが出てくる
4、肩の筋力低下・・・筋肉が収縮しても腱が切れているために力が伝わらない。完全断裂では、筋委縮を認める。
5、運動制限・・・初期には可動域はほぼ正常ですが、慢性化すると五十肩と間違えられやすい

『スポーツ整体の治療方法』

1、三角巾を使用して安静を保つ
2、定電流治療器AAPやスポーツ鍼灸で痛みを改善する
3、痛みが減れば、徐々に関節運動を始める
4、腱板の筋力強化をして、スムーズな運動ができるようにトレーニングをする
※完全断裂の場合は日常生活でいちじるしく支障があり、腱板修復の手術が必要となる

熊本県熊本市で腱板損傷、腰痛、野球肘、野球肩、シンスプリントでお困りの方は、てとり整体院までお越し下さい。

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