体幹とスポーツ整体

体幹トレーニングとスポーツ整体

まず、
スポーツ動作では、手足の機能的な動きが求められます。
この、手足が機能的に正しく動くためには、その支点となっている体幹部が重要になります。

近年、注目されている体幹トレーニングは、スポーツ動作の基礎的なトレーニングで、パフォーマンス向上やスポーツ傷害の予防に不可欠なトレーニングです。

スポーツをするすべての人が、体幹を鍛えないといけない理由

体幹はスポーツのすべての動作の源と考えられています。
ひとはスポーツや日常の動作の直前に体幹(腹筋)に力が入り、背骨の安定性を高めることで、手足の動作を可能にしているので、体幹に力をいれやすくするためにも体幹トレーニングは必要です。

体幹の安定性機能が高いと、足のスポーツ外傷やスポーツ障害が減るということが近年わかってきて、予防の観点からも体幹トレーニングは必要です。

体幹の機能とパフォーマンス向上の関係があります。体幹トレーニングを継続的に行うと垂直飛びや敏捷性の能力が向上する事が分かってきており、パフォーマンスの向上のためにも体幹トレーニングは必要です。

体幹トレーニングの基礎知識

1、体幹の安定化機能

背骨は24個の骨が連なっている、非常に不安定な構造です。
この、背骨の安定性は「構造的」「機能的」の2種類によって保たれています
・構造的安定性は骨や靭帯、椎間板などの全ての人が持っている体の作りです。
・機能的安定性は【インナーマッスル】と【アウターマッスル】この2つの筋肉の動き方で安定性を保っているので、人によって使い方に個人差があります。

・インナーマッスル(腹横筋・多裂筋)
体幹の筋肉には各背骨に直接付いている筋肉がインナーマッスルと呼ばれます。
各背骨に直接付いて部分的な安定性を出している

・アウターマッスル(腹直筋・内外腹斜筋)
肋骨と骨盤を繋げている筋肉
幅広く肋骨や骨盤に付いているので、安定性よりも腹筋運動などの動作時に働く

これらの筋肉が機能的に働くことで、様々な動きに対して安定性をだしています。

2、体幹と呼吸

呼吸に関わる筋肉は主に、背骨の安定性維持と姿勢保持機能の2つの役割をもっているので、体幹の安定性を考えた際に呼吸は無視できません。

スポーツ中やその休憩中では、多くの選手が口呼吸をしています。
口呼吸は、胸式呼吸とも言います。
胸式呼吸は、肋骨の上部の動きと首の筋肉で行うことで、肋骨の可動が減り、横隔膜の動きも低下し、骨盤周囲の筋肉の活動も減っていきます。
結果、体幹の安定性が無くなり腰痛やケガパフォーマンスの低下につながります。

一方、正しい呼吸は鼻呼吸です。
鼻呼吸は、腹式呼吸と言い、横隔膜による深い呼吸になり、肋骨が全体的に動き呼吸の質を高めます。
最近では、ヨガなどを行う事がケガの予防につながると言う転について、ヨガなどを通じて鼻呼吸、腹式呼吸を身につけていることで、正しい機能、動きになると考えられています。

呼吸を正常化は体幹の安定化の基本になるだけではなく、パフォーマンスの向上に直接的に関わってきます。

 

今回は体幹の基礎的なことを書きましたが、今後はトレーニングのやり方も書いていきます。

 

今回のまとめ

・体幹はスポーツの動きの基本であり、体幹の機能が向上すると足のケガの低下やパフォーマンスの向上など、スポーツをする人にとって非常に重要
・呼吸は体幹トレーニングだけではなく、姿勢への影響も大きいため、正しい呼吸を行なえるようにする

熊本県熊本市で正しい体幹トレーニングを知りたい方や、野球肘、野球肩、シンスプリントでお困りの方は、てとり整体院までお越し下さい

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