疲れが起きるメカニズムは、体中のどこでも一緒です。
運動の疲れも、長時間のデスクワークからくる疲れも、メカニズムは同じなのです。疲れのメカニズムは、「ある部位の細胞に負荷をかけた作業をすると、細胞が酸化され、錆びることによってその部位の機能が低下していく」ことです。負担をかけた部位の違いが、そのまま自覚症状の違いとして表れるのです。
運動による疲れのメカニズムも同じ
運動疲労は、筋肉細胞、呼吸、体温、脈拍などを調整する自律神経中枢の神経細胞にも負担をかけます。多くの部位を使うということは、酸素も多く必要となり、結果的に活性酸素も増え、より疲れるということになります。激しい運動をした後には体が疲れます。これは筋肉の細胞に、活性酸素による酸化ストレスで細胞が錆びて傷ができたためです。
暴飲暴食による疲れのメカニズムも同じ
暴飲暴食をすると、胃腸は必死に働きます。胃腸でも活性酸素が増え、胃もたれや下痢などにつながります。お酒を飲みすぎると、アルコールを分解する役割を担っている肝臓の細胞が傷つきます。肝臓は沈黙の臓器といわれていますが、疲れがたまれば、二日酔いしやすい、お酒に弱くなる、などの症状が現れるのです。
デスクワークの疲れのメカニズムも同じ
デスクワークの場合、PCとにらめっこしながら頭を使った作業をこなすと、頭が疲れます。脳の細胞に加え、目の細胞と自律神経の神経細胞に酸化ストレスがかかるからです。結果として、頭痛や眼精疲労といったような諸症状を引きおこす原因となります。
疲れはすべて、細胞が錆びて傷つくことで起きます。
部位によってその自覚症状が違うだけだったのです。

