陸上競技とスポーツ整体

陸上競技(短距離・長距離)とスポーツ整体

陸上競技で特に多い、スポーツ傷害のひとつはシンスプリントと言った、スネの内側に痛みが出る傷害です。

シンスプリントを我慢して練習を続けていると疲労骨折にまで悪化することがあるので簡単に考えていると大変な事になります。

シンスプリントは硬い地面でのランニングやふくらはぎの使い過ぎによって起こります。

『症状』

・初期は運動時や運動後にスネの内側に違和感や痛みがでる
・ふくらはぎの筋肉をストレッチすると痛みがでる
・疲労骨折との鑑別診断が難しいことがあり、レントゲン上の変化がない事を確認しなければならない
・重症化すると安静時にも痛み、長く続く場合は疲労骨折に移行している可能性がある

『シンスプリントの分類』

一般型
復帰期間  平均2週間

痛み    踏切時・ランニングの蹴る動作

関節可動域 股関節の外旋(広げる方向)が少ない、足の指が硬い

治療    パフォーマンスに影響のない痛みであれば、スポーツ活動の制限はない

重症型
復帰期間  平均2カ月~3カ月

痛み    踏切時と着地時・ランニングの足を付いた時

関節可動域 股関節・足首の可動が小さい

治療    4週間のジャンプ、ランニングの制限

『シンスプリントの治療方法』

一般型
・主に筋腱の正しい使い方の習得が目標
・股関節周囲のトレーニングやスクワット、ジャンプ、ランニングにおいて指のかみすぎに注意する
・痛みに対しては、定電流治療器AAPやスポーツ鍼灸で細胞を活性化させ痛みを軽減させる

重症化
・復帰期間は2〜3カ月かかることもある
・発生メカニズムにおいて、着地などの衝撃を関節運動にて十分吸収できず、骨の回復作用を越えてしまい、疲労骨折の手前なので、4週間程度は骨の回復期間に必要なので、ジャンプやランニングを禁止する。
・可動域改善のためにストレッチを行い、患部以外のトレーニングを行う
・痛みに対しては、定電流治療器AAPスポーツ鍼灸で細胞を活性化させ痛みを軽減させる

最後に

シンスプリントはスポーツ現場で約40%もの選手に発生しており、練習強度を下げることで早期復帰できる事もあれば数カ月痛みが残ることもあります。
これらの長引く痛みは、疲労骨折の疑いがあり、歩行困難で痛む部位が腫れて、圧痛は最も痛い点を指一本で示すことができる(フィンガーサイン)がある。
疲労骨折での治療方法はシンスプリントの重症化に準じて行う。

熊本での陸上競技によるシンスプリント野球肩野球肘などでお困りの方は、てとり整体院のスポーツ整体を一度受けてみて下さい。

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