野球肘とスポーツ整体

野球肘(外側型)とスポーツ整体

野球肘は内側型、外側型、後方型に分かれます。
今回は、外側型について書いていきます。

『野球肘外側型』

野球肘の外側型は別名「離断性骨軟骨炎」といいます。
野球にともなう成長期肘障害のひとつで投球時に肘関節の骨同士がぶつかり重症化すると骨や軟骨が壊死する危険性のある疾患なので、肘の外側の痛みには注意が必要です。

『原因』

・使い過ぎや肘関節を酷使しての疲労、フォームの変化(肘が下がり手投げになる、リリース時に体が開くなど)、変化球の多用(特にカーブ)などで起こると考えられています。

『症状』

1、日常生活では痛みを感じることはすくない(重症化すると夜中でもうずくことがある)
2、肘関節が伸びにくくなったら危険信号
3、肘の外側に圧痛がある
4、肘をかばった投げ方になる
5、重症化すると軟骨がはがれ『関節ねずみ』となり肘の可動域制限が起こる

『治療方法』

・まずは、投球を禁止する
定電流治療器AAPで細胞を活性化させ回復を早める
・スポーツ鍼灸で筋肉の緊張を除去する
・フォームを改善し肘への負担を減らす
・日々のストレッチや筋力トレーニングの指導
・徐々に投球練習を開始する

野球肘の外側型(離断性骨軟骨炎)は肘の外側の骨同士が何度もぶつかって骨と軟骨が剥がれてしまうことで発症するので、保存的治療では完治せず、手術が適応されることもある。

『予防方法』

※最も大切な治療は予防に対する知識です。
①投げ過ぎないこと(連投させない)
②指導者の注意による早期発見
③練習後のストレッチを欠かさないこと
④正しいフォームを身に付ける(肘が肩よりさがらないなど)

全力投球数
小学生:50球/日、200球/W

中学生:70球/日、350球/W

高校生:100球/日、500球/W

試合の翌日はノースロー

投げ込みの翌日は投球数を減らす

熊本県熊本市で野球肘・野球肩・シンスプリントでお困りの方は熊本市中央区水道町にある、てとり整体院まで一度お越しください。

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